親御さんからの依頼先日、「土踏まずのブログ、見ました! うちの子の足も見てもらえますか?」 と、小学5年生のお子さんの親御さんから声をかけていただきました。10歳ともなると、土踏まずはある程度形成されてくる年頃です。実際に確認しながら説明していくと、「え、土踏まず以外の場所も関係あるんですか?」 と、少し驚いた顔をされました。そう、足で大切なのは土踏まずだけじゃないんです。「土踏まず=足のすべて=とても大切」と思っている方は、意外と多いんです。たしかに土踏まずはとても大切です。でも足の裏のアーチは3つあって、それぞれが違う役割を持ち、そして3つが揃ってはじめて機能する役割もあるんです。どれか一つが欠けても、足全体のバランスは崩れてしまいます。今日は、子どもの足を育てていくうえで知っておいてほしい、足の3つのアーチのお話をしたいと思います。▼以前の記事もあわせてオススメ「子どもの土踏まずがない!?」と焦る前に。5歳のお子さんとのレッスンで感じた、子どもの土踏まずを育てる重要性「足のアーチ、実は3つある」これは専門家の方にとっては、「そうそう!」 と思うことなのですが、足の裏には3つのアーチがあります。土踏まず(内側縦アーチ)かかとから親指のつけ根にかけてのアーチです。着地のときの衝撃を吸収するクッションであり、歩いたり走ったりするときのバネにもなります※¹。最もよく知られていますね。外側縦アーチかかとから小指のつけ根にかけて走る、足の外側のアーチです。歩くときの姿勢を安定させ推進する役割を担っています※²。特につま先立ちや不安定な地面を歩くとき、足が外側に崩れないよう支えてくれます。横アーチ足の指のつけ根を横方向につなぐアーチ。足全体を硬くして、効率的に地面を蹴れるように関わっています※³。この3つがバランスよく機能することで、足は「三脚」のように安定して地面をつかむことができます。逆に言えば、土踏まずだけが育っていても、外側アーチや横アーチが弱ければ、バランスはまだ不安定なままということもあり得ます。「わが子の足、3つのポイントで今すぐチェック!」 土踏まず(内側縦アーチ)のチェックフローリングや紙の上に立ってみましょう。足の内側に隙間があれば土踏まずが育っている証拠。べったりついていたら扁平足のサインかもしれないです。外側縦アーチ裸足でつま先立ちをしてみよう。このとき、踵が左右まっすぐ上がっているかを後ろから見てほしいです! 片方だけ外に倒れたり、左右で上がり方が違う場合は、外側のアーチが弱い可能性があります。「転ぶのがいつも同じ方向」「靴の外側だけ減る」も外側アーチの弱さのサインです。横アーチ座った状態から立ち上がるとき、足の幅が広がる感じがするかを確認してみましょう。また、人差し指・中指のつけ根あたりにタコができやすかったり、その部分だけ靴底が早く傷む場合は、横アーチが崩れているサインかもしれないです。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とはおうちでできる小さなヒント。3つのアーチ、それぞれに合った小さな運動があります。難しく考えなくて大丈夫です。気になるアーチひとつから、試してみてくださいね。① 土踏まず(内側縦アーチ)が気になるなら → タオルつかみ床に薄めのタオルを広げて、足の指だけでギュッとつかんで手前に引き寄せる。これだけです。土踏まずを支える足裏の筋肉をダイレクトに刺激できます。踵はつけたまま行うのがポイントです。② 外側が崩れやすいなら → 小指側引っ張りあいゲーム小指側に厚紙を引きます。足の外側で踏ん張ろうとして、親子で引っ張りあいしてください。この「外側で地面をつかむ」動作が、外側縦アーチを支える筋肉への自然な刺激になります。しかも「負けたくない!」という気持ちが、無意識に足全体に力を入れさせてくれます。③ 足の幅が広がりやすいなら → 足指グーパーチョキじゃんけん特に「パー」のとき、全ての指の間が開き隣の指と触れ合わない状態を目指します。特に親指と小指を外側に大きく開く意識を持つことで、足の横アーチを支える筋肉が刺激されます。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とは運動が苦手なお子さんのために。オンライン運動教室も活用しようここまで読んでくださったあなたは、きっとお子さんのことに、真剣に向き合っている親御さんだと思います。「うちの子、靴の外側だけ削れている」「やたらと外側に転ぶ」「扁平足で将来心配」そう感じたら、まずきそスポの無料体験会に参加してみてください。きそスポの無料体験会でできることお子さんの視る力・運動能力の現状を確認できます実際のレッスンを体験し、お子さんの反応を見られます自宅・オンラインで完結するので、送迎不要・時間も選べます参加後の無理な勧誘は一切ありません「足のアーチ」の力は、何歳からでも育てられます。そして早く始めるほど、子どもの可能性はより大きく広がります。まずは一度、お子さんと一緒に体験してみませんか。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とは▼こちらの記事もあわせてオススメ「子どもの土踏まずがない!?」と焦る前に。5歳のお子さんとのレッスンで感じた、子どもの土踏まずを育てる重要性「ウチの子ども、転びやすい?」には理由があった。子どもの運動神経が気になる親は知っておきたい「外遊び」の重要性子どもの感覚統合トレーニングには「遊び」が重要。楽しんで学べるレッスン例を解説参考文献・資料※1 中村 浩・他.静的および動的荷重位における足内側縦アーチの動きと機能. 理学療法科学. 2002;17(4):253-258.論文を見る※2 Chauhan HM, et al. Anatomy, Bony Pelvis and Lower Limb: Arches of the Foot. StatPearls [Internet].サイトを見る. 2026年5月31日閲覧※3 Venkadesan M, et al. Stiffness of the human foot and evolution of the transverse arch. Nature. 2020;579(7797):97-100.論文を見る