「うちの子、個別レッスンの方がいいと思うんです」「集団になると消極的で」アンケート調査で、保護者様からよくいただく声です。・みんなの前だと緊張してしまう・失敗を見られたくない・まわりのスピードについていけない・先生と1対1の方が集中できるきそスポで子どもたちに接していると、たしかにそういうお子さんがたくさんいるように思います。【子どもの運動教室】「個別レッスン」はどんなときに力を発揮するのか以下に、実際に私が担当した子どもたちのエピソードを紹介しましょう。事例紹介① 縄とびが怖くて挑戦できなかったAちゃんの話「縄とび、やりたくない」最初のオンラインレッスンで、Aちゃんはカメラの前に出てきてくれませんでした。画面の端に時折、少しだけ映る姿があります。保護者様にお話を聞くと、縄とびが苦手なだけでなく、失敗することそのものが怖くなっていたのです。集団の場では、他の子が跳んでいる姿が目に入るたびに「自分にはできない」という気持ちが強くなっていたようでした。そこで、まず縄とびという目標から少し離れることにしました。・タオルの上からジャンプして落ちないようにする ・ジャンプしながらハイタッチする・リズムに合わせてその場でぴょんぴょんする縄とびに必要な「タイミング」「ジャンプ力」「リズム感」を、失敗しにくい形に分解して、一つひとつ「できた!」を積み重ねていきました。数回のレッスンが経つと、Aちゃんはカメラの前に自分から出てくるようになりました。気さくに話もしてくれるようになりました。そして、少しずつ縄に挑戦できる回数が増え、ある日ついに前とびが1回成功。お母さんとお子様のその瞬間の笑顔は、忘れられません。多数の研究を統合した分析では※¹、「自分ならできる」と信じられる子は実際に高い成果を出しやすいことが示されています。また、運動を楽しんでいる子ほど基礎体力も高く、「自分ならできる」という自信も育っていくことが分かっています※²。子どもは「自分の力でできた」という実感を得られると行動してくれます。その積み重ねが、運動への前向きな気持ちをつくります。事例② ドッジボールから逃げていたBくんの話Bくんは、運動自体は得意でした。でも、ドッジボールの試合中に「今のはこっちでしょ」「下手!」と言われた日から、少しずつ集団の輪から外れるようになっていきました。気づくと、コートの外で一人でいることが増えていたといいます。保護者の方からのご相談を聞いて感じたのは、Bくんに必要なのは運動の練習をしつつ、評価の基準を変えることだということでした。オンラインレッスンでは、こんな声かけを意識しました。「クラスで一番になる」でも「あの子より上手くなる」でもなく、「先週より、ボールを受けるのが上手くなったね」「前よりボール投げるときの腕の振り方が大きくなってきたね」評価の基準を「周りと比べる評価」から「過去の自分・自分の成長を見る評価」に切り替えることが出来るように支援し、挑戦する意欲の回復につながるように努めました。保護者の方にもこの考え方をお伝えし、ご家庭でも「前の自分より」という声かけを実践していただきました。そのうちBくんは、ドッジボールの試合に自分から参加できるようになっていきました。お母さんの嬉しそうな表情が印象的でした。評価の基準が「周りより上手か」ではなく「昨日の自分より成長したか」になるため、失敗を恐れにくくなり、新しいことに挑戦しやすくなります※³。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とは【子どもの運動教室】「集団レッスン」のメリットとは子どもにとって「仲間」が特別な理由子どもが運動を始める・続ける最大の動機は「楽しさ」であり、その楽しさの多くは「仲間との交流」から生まれることが示されています。「○○くんとすると楽しい」「頑張っている子を見ると、自分もやってみたくなる」こうした仲間から受ける刺激は、大人が言葉で伝える指導とは異なるルートで子どもの心を動かします。集団で行うルールのあるさまざまな動きを、さまざまな仲間と経験すると、運動能力だけでなく、協調性・コミュニケーション・思いやりといった社会性の土台も育てると言われています。集団の運動教室は、「運動を教える場」であると同時に、「社会性を育む場」でもあるというのが最大の利点です。子どもにとって本当に大切なことは「成功体験をつくること」集団でも個別でも、共通して大切なことがあります。それは、「この子が"できた!"を感じやすい環境かどうか」です。運動が苦手なお子さんほど、「できなかった記憶」が強く残っています。だから新しいことに挑戦する前から、「どうせ無理」「また失敗する」と感じやすくなります。集団では、友達が挑戦している姿を見ることが、踏み出すきっかけになる。個別では、周りを気にせず自分のペースで進むことが、安心感につながる。どちらの環境にも、小さな成功体験を生む力があります。大切なのは、「集団か個別か」を選ぶことより、「この子が、今どんな環境なら一歩踏み出せるか」を見ていくことなのだと思います。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とはおうちでできる小さなヒント。オンライン運動教室も活用しようまず、「比べない声かけ」を意識してみてください。「○○ちゃんはできてるよ」ではなく、「昨日よりちょっとできたね」 「やってみようとしたの、すごいね」その子自身の変化を見てもらえると、子どもは安心して挑戦しやすくなります。また、家の中で一緒に簡単な運動遊びをするのもおすすめです。・クッションをジャンプして渡る ・風船を落とさないようにラリーする・親子で同じポーズを真似する「できた!」の積み重ねは、少しずつ子どもの自信になっていきます。そしてその自信が、集団の中で「やってみようかな」と思える力になっていくのだと思います。集団でも、個別でも。大切なのは、その子が「やってみようかな」と思えることなのかもしれませんね。ここまで読んでくださったあなたは、きっとお子さんの「見る力」や「運動・学習への苦手さ」に、真剣に向き合っている親御さんだと思います。「うちの子、もしかしたら視る力が弱いのかも」 「楽しみながらトレーニングさせてあげたい」そう感じたら、まずきそスポの無料体験会に参加してみてください。きそスポの無料体験会でできることお子さんの視る力・運動能力の現状を確認できます実際のレッスンを体験し、お子さんの反応を見られます自宅・オンラインで完結するので、送迎不要・時間も選べます参加後の無理な勧誘は一切ありません難しく考える必要はありません。「楽しそう!またやりたい!」というお子さんの笑顔が、最初の一歩です。視る力は、何歳からでも育てられます。そして早く始めるほど、子どもの可能性はより大きく広がります。まずは一度、お子さんと一緒に体験してみませんか。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とは▼こちらの記事もあわせてオススメ「ドッチボール」が上手くなるコツとは縄跳びの「二重跳び」の練習のコツとは「大縄跳び」が苦手なお子様に見て頂きたい上達のコツ参考文献・資料※1 Lochbaum M, et al. Pre-Event Self-Efficacy and Sports Performance: A Systematic Review with Meta-Analysis. Sports (Basel). 2023;11(11):222. 論文を見る※2 Vitali F, et al. Enhancing fitness, enjoyment, and physical self-efficacy in primary school children: a DEDIPAC naturalistic study. PeerJ. 2019;7:e6436. 論文を見る※3 Valentini NC, Rudisill ME. Motivational Climate, Motor-SkillDevelopment, and Perceived Competence: Two Studies ofDevelopmentally Delayed Kindergarten Children. J Teach Phys Educ. 2004;23(3):216-234. 論文を見る