園の先生や保健師さん、周りの親御さんなどから「運動、少しゆっくりめだね」と言われたことはありませんか?「確かに…。うちの子、まわりと比べて運動が苦手かも……」そんな風に、誰かの一言をきっかけに、心のどこかで気になり始め、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。体育の時間に一人だけ動きがぎこちなかったり、ボール遊びを嫌がったり、よく転んでしまったり。そうした様子を目にするたび、「このままで大丈夫かな」と感じることもあるかもしれません。もしそう感じているとしたら、少し肩の力を抜いていただければと思います。「運動が苦手」は、決して珍しいことでも特別なことでもなく、同じような悩みを抱える保護者がおられます。体の使い方や発達のペースは一人ひとり異なり、「劣っている」ということではなく、その子らしい特徴の一つでもあります。そして、体の使い方は、個人差がありますが、関わり方次第で少しずつ変化していくことも多いものです。この記事では、そうした運動面の苦手さに寄り添う「運動療育」について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。【この記事を読むと分かること】運動療育とは何か、一般的な運動教室との違い運動療育で期待できること運動療育を受ける施設選びで確認したいポイント家庭で今日からできる運動療育的な関わり方練習してもうまくいかないときに、専門家へ相談する目安運動療育が気になっている方や、「うちの子にはどんな関わり方が合うのだろう」と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。理学療法士による「無料のマンツーマンレッスン」1. 運動療育とは? 基本の意味をやさしく解説まずは、「運動療育」という言葉の基本的な意味から一緒にみていきましょう。「療育」の中でも運動に特化したアプローチ「療育」とは、発達に特性のある子どもや、発達が気になる子どもに対して、その子自身が持つ力を伸ばしながら、生活や学びをサポートしていく取り組み全般を指す言葉です。その中でも「運動療育」は、体を動かすことを通じて、姿勢の保つ方やバランス感覚、体の複数の部位を連動させて動かす力など、体の使い方の土台となる発達を支えるアプローチを指します。施設によっては、理学療法士や作業療法士といった、体の発達や動きの専門知識を持つ職種が関わることも多く、単なる「運動遊び」とは異なり、一人ひとりの体の特性や発達段階を踏まえてプログラムが組まれる点が特徴です。2. 運動療育で期待できること「運動療育」と聞くと、「運動が上手になるための教室」というイメージを持つ方もいるかもしれません。もちろん、体の使い方を身につけることも大切な目的の一つです。しかし、目指しているのは、それだけではありません。体を動かす土台となる力を育み、「できた」という成功体験を積み重ねることで、運動だけでなく日常生活や学校生活の過ごしやすさ、自信につながることも期待されます。ここでは、運動療育で期待できる代表的な3つのポイントをご紹介します。① 体の使い方・バランス感覚・協調運動の発達を支えるメニューとは運動療育では、走る・跳ぶ・投げるといった運動だけでなく、姿勢を保つ力やバランス感覚、体を思い通りに動かす力など、日常生活の土台となる身体機能を育むことを目指します。例えば、以下のようなメニューが挙げられます。ボールを目で追いながらキャッチする縄跳びでジャンプと縄を回すタイミングを合わせるはさみや箸を上手に使う など……こうしたメニューには、「協調運動」と呼ばれる力が関わっています。協調運動とは、目と手、手と足など、複数の部位を連動させて動かす力のことです。運動療育では、遊びや運動を通して、こうした体の使い方を一つずつ経験しながら、お子さんの発達段階に合わせて無理なく育んでいきます。※運動療育の効果には個人差があり、特定の症状や発達課題の「改善」を保証するものではありません。お子さんに合った関わり方を探る一つの選択肢として、専門家と相談しながら取り入れることが大切です。② 「できた!」の積み重ねが自信につながる運動療育の現場で大切にされているのは、「できないことをできるようにする」ことだけではありません。その子の「今できること」を見極め、少し頑張れば届く課題に挑戦してもらい、「できた!」という経験を積み重ねていくことも、同じくらい重視されています。例えば、「ボールが一回キャッチできた」「縄とびを一回跳べた」「はさみでジグザクを切れた」一つひとつは小さな変化かもしれませんが、その積み重ねが「またやってみよう」という前向きな気持ちや自己肯定感につながります。運動が苦手なお子さんほど、「できない経験」を重ねて自信を失いやすいと言われています。だからこそ、専門家が一人ひとりの発達段階を見極めながら、「ちょっと頑張ればできる」ちょうど良い難易度の課題を設定することが重要になります。「できた」という成功体験は、お子さんの自己肯定感も育てる土台にもなっていきます。③ 学校生活・集団活動での過ごしやすさへの影響体の使い方の苦手さは、実は運動の時間だけでなく、学校生活のさまざまな場面に影響することがあります。例えば、体育でボールをうまく扱えない板書に時間がかかる集団遊びに入りづらいこうした困りごとにつながることがあります。運動療育を通じて体の使い方への理解や自信が育つことは、体育の授業や休み時間の遊び、集団でのルールのある活動など、学校生活全体を少し過ごしやすくすることにつながる可能性があります。もちろん、これは「必ず学校生活の困りごとが解消する」という意味ではなく、支える関わり方の一つの選択肢として捉えていただければと思います。では、一般的な運動教室やスポーツクラブとは、どのような違いがあるのでしょうか。次の章では、それぞれの特徴を比較しながら詳しく解説します。▼こちらの記事もあわせてオススメDCDとは?子どもの「発達性協調運動障害」判定方法とトレーニング【理学療法士解説】小学生からのコーディネーショントレーニング。効果的なメニューで子どもの運動能力を向上させる方法子どもの感覚統合トレーニングには「遊び」が重要。楽しんで学べるレッスン例を解説3. 運動療育と一般的な運動教室・スポーツクラブのメニューの違い「運動療育も、結局は運動教室と同じようなものなのでは?」そう感じる方もおられます。たしかに、体を動かすという点では共通していますが、「何を目的に、どのように子どもを支えるのか」という考え方には違いがあります。ここでは、一般的な運動教室・スポーツクラブと運動療育の違いを比較表で見てみましょう。比較項目運動療育一般的な運動教室スポーツクラブ目的体の使い方や発達の土台を育む運動技能の習得・記録向上見るポイント「なぜ苦手なのか」を分析する「どうすればできるようになるか」を練習するメニュー一人ひとりの発達や特性に合わせて調整全体で同じメニューを行うことが多いゴールその子らしい成長と「できた」の積み重ね技術の習得や目標達成誰が教えているか専門職(理学療法士や作業療法士など)が関わる施設もあるそのスポーツの技術指導の専門家特定の競技を上達したいお子さんには、一般的な運動教室やスポーツクラブが合うこともあります。一方で、体の使い方そのものに苦手さがあるお子さんには、運動療育という選択肢が適している場合があります。「できない」ではなく、「なぜ苦手なのか」を考える運動療育で大切にしているのは、「何ができないか」ではなく、「なぜ苦手なのか」を知ることです。例えば、同じ「逆上がりができない」というお子さんでも、腕で体を支える力が十分ではない足を上げるタイミングや腕を引き付けるタイミングが合わない鉄棒に体重を預ける感覚が苦手など、原因は一人ひとり異なります。原因が違えば、必要な練習方法も変わります。こうした「なぜ苦手なのか」を大切にする考え方は、子ども自身が苦手な動きへの解決法を、大人のガイドを受けながら自ら見つけていくアプローチとしても知られています。動作を一方的に教え込むのではなく、子ども自身の気づきを促すことを重視する点が特徴です。こうした、お子さんにとって意味のある課題を通じて練習していく関わり方は、「課題指向型」と呼ばれ、専門的な支援の現場では広く重視されているアプローチです。2025年に発表された最新のレビューでも、この考え方が引き続き支持されていることが確認されており※¹、日本国内や海外の分野でも一致した重要な見解となっています。また、複数の研究データをまとめて分析した報告では、こうした課題指向型のアプローチによって、運動能力や日常生活の中での動作の改善につながったことが示されています※²。だからこそ、運動療育では「たくさん練習する」よりも、まずは体の使い方を丁寧に観察し、その子に合った方法を考えることを大切にしています。※施設によって指導者の資格や専門性は異なります。また、専門職が関わることで、すべての運動の苦手さが解消されるわけではありません。お子さんの体の特性を理解し、一人ひとりに合った関わり方を検討しやすくなることが期待されます。運動が苦手な子どものためのオンライン運動指導教室「きそスポ」とは4. 運動療育を受けるには? 施設選びで見るべき3つのポイント「運動療育を受けさせてみたい」と思っても、実際にはさまざまな施設があり、何を基準に選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。施設によって指導方針やメニューの内容は異なります。ここでは、施設選びの際に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。確認したいポイントチェックしたい内容① 指導者の専門性どのような資格・経験を持つスタッフが指導しているか② メニュー内容一人ひとりに合わせて内容を調整しているか③ 通いやすさお子さんが安心して楽しく続けられる環境か① 指導者の専門性を確認する運動療育において「誰が指導するか」は非常に重要なポイントです。施設によっては、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)といった、体の発達や動きのメカニズムを専門的に学んだ資格保持者が関わっている場合があります。一方で、保育士や児童指導員、スポーツ指導者など、さまざまな職種が運動療育に携わっています。大切なのは資格の名前だけではなく、お子さん一人ひとりの体の特徴を見ながら支援しているかどうかです。見学や体験の際には、下記を遠慮なく確認してみることをおすすめします。□ どのような資格・専門性を持つスタッフが指導しているか□ お子さんの体の使い方評価(アセスメント)をして、プログラムを組んでいるか□ 親御さんへ分かりやすく説明してくれるか② 一人ひとりに合わせたメニューかどうか2つ目のポイントは、「決まったカリキュラムをこなす」形式か、「その子に合わせて内容を調整する」形式かという点です。運動療育では、同じ「ボールが苦手」というお子さんでも、その背景にある課題(バランス感覚、視覚と体の連動、力の入れ方など)は一人ひとり異なります。そのため、全員が同じメニューを同じペースでこなす形式よりも、一人ひとりに合わせて内容や難易度を調整できるメニューの方が、「できた」を積み重ねやすいです。見学の際には、下記を実際の様子から確認してみるとよいと思います。□ 少人数制かどうか□ 指導者がお子さん一人ひとりの様子を見ながら声かけや課題を変えているか③ お子さんが楽しく続けられる環境か確認する最後のポイントは、「お子さんが楽しく通えるかどうか」です。どれだけ専門性の高いプログラムであっても、お子さんが「行きたくない」と感じてしまえば、継続すること自体が難しくなってしまいます。運動療育の効果を実感できるタイミングには個人差がありますが、一般的には継続的な関わりの中で少しずつ変化を積み重ねていくものだからこそ、無理なく通い続けられる環境かどうかは、専門性と同じくらい大切な視点です。□ ご自宅や学校からの距離、通いやすい時間帯か□ お子さんが緊張せず、安心して過ごせる雰囲気か□ スタッフとお子さんとの関わり方に、温かさや丁寧さを感じられるかこうした点は、資料やウェブサイトだけではわかりにくい部分でもあります。実際に見学・体験してみることで、初めて見えてくることも多いものです。施設選びも大切ですが、ご家庭での関わり方によって、お子さんが体を動かす楽しさを感じられる場面はたくさんあります。次の章では、ご家庭で今日から取り入れられる「運動療育的な関わり方」をご紹介します。5. 家庭でもできる効果的な運動療育的なメニューやゲームここまで、運動療育の考え方や施設選びのポイントをご紹介してきました。「専門家に相談する前に、まず家庭でできることはないの?」 と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、今日から意識できる関わり方をいくつかご紹介します。① ゲーム感覚で楽しむ! 家にある物で楽しく体を動かす体の使い方やバランス感覚は、特別な器具がなくても、日常の遊びやゲームのなかで自然と育んでいくことができます。例えば、丸めた狭めたタオルの上を歩く、不安定な場所で片足立ちをする(バランス感覚)風船を床に落とさないように手で打ち上げ続ける(体幹・目と体の協調)ジグザク線や丸の図形をハサミで切る(両手の協調性)大切なのは、「上手にできること」ではなく、「楽しみながら体を動かすこと」です。遊びの中で自然にさまざまな動きを経験することが、お子さんの体の発達につながっていきます。実際、研究でも、運動を楽しんでいる子どもほど体力が高く、「自分ならできる」という自信(自己効力感)も高いことが報告※³されているため、上記の視点は大切になります。※これらはあくまで日常の中でできる関わりの一例であり、特定の症状の改善を目的とした訓練メニューではありません。お子さんが嫌がる場合は無理に続けず、楽しめる範囲で取り入れてみてください。② 「できない」より「できた」に目を向ける家庭での関わりにおいて、意識していただきたいのが「苦手の克服」よりも「得意の発見」を優先する視点です。「もっと練習すればできるようになるはず」と思う気持ちは自然なことですが、苦手なことばかりを繰り返していると、お子さんが「楽しくない」と感じ、体を動かすこと自体が嫌になってしまうこともあります。同じ「協調運動」の中でも、ボールは苦手でも縄跳びは得意、走るのは苦手でも体を使ったごっこ遊びは得意、というように、お子さんによって得意・不得意はさまざまです。まずは得意なこと・好きなことを見つけて、そこでの「楽しい」「できた」という経験を積み重ねること。それが結果的に、体を動かすこと全体への自信につながっていきます。子どもの運動に関する研究でも、「自分はできる」という感覚(自己効力感・有能感)が高い子ほど、運動を楽しみやすいことが報告されています※⁴。③ こんな様子が続くときは、一度相談してみることも家庭での関わりを続けていく中で、「これは家庭だけで様子を見ていいのか、専門家に相談したほうがいいのか」と迷う場面もあるかと思います。一般的に、以下のような様子が見られる場合は、一度専門家に相談してみることを検討してもよいタイミングだと考えられます。同年代の子と比べて、運動面の苦手さが目立つと感じる日常生活(着替え、食事、字を書くことなど)にも、不器用さの影響が見られる運動や特定の活動そのものを、本人が避けるようになってきた「できないこと」について、本人が強く落ち込んだり、自信をなくしたりしている様子がある※これらはあくまで一般的な目安であり、当てはまる項目があるからといって、必ずしも特定の診断がつくわけではありません。専門家による評価を受けることで、お子さんの体の特性を客観的に把握し、今後の関わり方を一緒に考えていく、というのが本来の目的です。「診断を受けるため」というよりも、「お子さんに合った関わり方のヒントを得るため」に相談してみる、というくらいの気持ちで大丈夫です。「家でも頑張って練習しているのに、なかなか変わらない……」「動画を見ながら教えているけれど、この教え方で合っているのかな?」そんな不安を感じることもあるかもしれません。頑張って練習していても変化が少ない場合は、「練習不足」ではなく、お子さんに合った練習方法や、つまずいている原因が別のところにある可能性もあります。「うちの子にはどんな関わり方が合うのだろう?」そう感じたときは、一人で悩み続けるのではなく、お子さんの体の使い方を見てもらうことも一つの方法です。次の章では、理学療法士が主催するオンライン運動指導教室「きそスポ」のオンライン無料体験についてご紹介します。どのように「できない理由」を見つけ、お子さんに合ったサポートにつなげているのかを詳しくお伝えします。6. 「なにが原因かわからない……」そんな時はオンライン無料体験で一緒に見つけましょうここまで、運動療育とは何か、期待できること、施設選びのポイント、そして家庭でできる関わり方についてご紹介してきました。それでも、「練習を試してみたけど、なかなかうまくいかない…」「うちの子の場合、何が原因なのか分からない」そんな方に向けて、きそスポではオンラインの無料体験をご用意しています。まずはお子さんの動きを一緒に見るところから始めてみませんか。お子さんの動きを、遊びの中で丁寧に観察しますきそスポは、理学療法士が運営する子どもの運動教室です。遊びや運動を通して、どこで動きが止まっているか、体のどの部分が使いにくいか、怖さや緊張が動きに影響していないかを丁寧に確認します。その上で、一人ひとりの発達段階や性格、体の使い方に合わせた練習方法をご提案しています。無料体験でわかることお子さんの体の使い方や動きの特徴縄跳びや逆上がりなど、つまずいているポイントの背景今日からご家庭で取り組める練習方法や遊び保護者の方の疑問や不安へのアドバイス「家では何を意識すればいいの?」その疑問が解消されるだけでも、ご家庭での関わり方は大きく変わります。体験の流れ・よくある質問【体験の流れ】お申し込みフォームからご予約ご都合のよい日時を調整、体験会で実施したい内容の打ち合わせオンラインでレッスン、お子さんの動きを確認理学療法士がお子さんに合った練習方法をご提案所要時間は約60分。動きやすい服装と2畳ほどのスペースをご用意ください。Q. 運動が苦手な子でも参加できますか?もちろんです。「苦手だから相談したい」というお子さんのご参加が多く、無理なく楽しめる内容から始めています。Q. 特定の種目以外の相談もできますか?はい。走り方や縄跳び、跳び箱、鉄棒など、運動全般についてご相談いただけます。大切なのは、お子さんの得意なことや苦手なこと、そして「なぜ苦手なのか」を知ることです。「きそスポ」の無料体験では、お子さん一人ひとりの体の使い方を確認し、ご家庭でも取り組みやすい遊びや練習方法をご提案しています。「少し相談してみたい」「うちの子に合った関わり方を知りたい」そのような気持ちでも大丈夫です。「利用するかどうか」は、体験してからゆっくりご検討いただけます。まずは、お子さんの「今」を知る機会として、お気軽に無料体験をご利用ください。▶ 無料体験のお申し込みはこちらオンライン運動指導教室「きそスポ」参考・引用文献1. Iwamoto K, et al. Systematic Review to Inform the Developmental Coordination Disorder Clinical Practice Guideline Update: Physical Therapy Intervention. Pediatr Phys Ther. 2025 Apr 1;37(2):194-208.論文を見る2. Gao J, et al. Motor-Based Interventions in Children with Developmental Coordination Disorder: A Systematic Review and Meta-analysis of Randomised Controlled Trials. Sports Med Open. 2025 May 26;11(1):59.論文を見る3. Vitali F, et al. Enhancing fitness, enjoyment, and physical self-efficacy in primary school children: a DEDIPAC naturalistic study. PeerJ. 2019;7:e6436. 論文を見る4. Zhang T, et al. Does Perceived Competence Mediate between Ball Skills and Children’s Physical Activity and Enjoyment?. Children (Basel). 2021.論文をみる